生きてみようかな

さよならヒトデの雑記帳

大失恋をしました

初エントリがコレってどう言う事???

昨夜、人生初となる恋人と同棲解消からの別れを経験しました。結婚の約束までしていた大事な人でした。
双方ともに精神的な病気を抱えているという事情もあり、別れ話は平行線。
俺はこうだ私はこうだと埒が明かず、結局は自親の介入という最低な幕引きです。誰か笑ってやってください。

友達ナシ・趣味ナシ・金ナシの孤立ぼっち失恋、その後の立ち直りを全国の失恋未経験者に教えてやるよォ!!

 

<時系列>
23:45?~ 同棲解消直後
彼を乗せたタクシーのエンジン音を窓越しに聞き届けてから行動開始。
ボーっと化粧落として歯磨いて肌ケアした模様。(あまり覚えてない)
仲裁役の母親へ事後連絡。「ひとつ大人になったね」の言葉に大号泣。

まだ好きだった、なんて途切れ途切れ自分の口から出た時はそりゃもうビックリで、己の中にまだこんな感情があったのか!?ってレベルだった。
辛くて悲しくて苦しくてわんわん泣き喚く。妖怪鼻水ズビズビ。
切なさ、無力感、混乱etc...全部が混じった大号泣は昔大好きだったハムスターが死んだとき以来。

1:00~3:45
とりあえず横になる。
眠気が全くない。エアコンの音だけがごうごうと響く。
布団広いなぁ、あのロフトにある荷物漁られたのか、明日から何しようかな…。
横を向くと、もういない誰かの寝顔を思い出す。
そういや今日の朝、寝顔つやつやだ~ちゃんとケアしてんじゃん!なんて考えたな。
すぐに仰向けになって、電気の消えた照明をずっと見つめてた。

4:20~6:20
少しだけ寝ていた。
目が覚めてからはボーっと携帯の充電表示を眺め続け、6:20くらいにのそのそ起き上がりシャワー。
タオルドライ・着替え・化粧・身だしなみチェック。
コットンをゴミ箱に投げ捨ててから、あー今日から自分でゴミ出さなきゃなぁ、なんて思った。ゴミ出しは彼の役割だったから。
とにかくいつも通りにしなきゃ。とは思いつつ時計を一度も見ないで(普段ではありえない)家を出た。

~8:40 通勤
足は動く。改札も通れた。心と頭だけがさび付いたように動かない。
どうやら思ってたよりも早い時間に家を出ていたようで、車内はスカスカ。
開閉ドアにもたれ掛かってぼーっと進行方向を眺める。
曇天。曇りの価値に気づけない奴ら。空は潮騒・・・外も思考もびっくりするくらい灰色だった。

9:00~ 出勤
ガン泣きしながら仕事。
マスクで顔隠し極力、涙垂れ流し+鼻をズビズビ言わせないように神経を張り詰める。
業務上の会話でさえ言葉を発すると涙が出てくる。
とりあえずは人と意思疎通する必要のない、自己完結的な事務作業をして凌いだ。
毎朝の楽しみである朝飯・ベーグルに全く興味が湧かない。昼飯へまわす。

12:00 昼食

動く気力なし。気分転換に、とここ最近の日課だった神社参拝。
毎日毎日、二人が良い方向へ向かいますようにと願掛けしてた。それがこの結果…ちょっぴり泣けてくる。
祓詞を3回奏上してから、住所と名前と挨拶。思えば同棲解消した昨日って、初めて祓詞を奏上した日なんだよな。届いたんだろうか。
(今日は私と彼を導いてくださりありがとうございました。今後も、私たちが良い方向へ向かえますように。よろしくお願いします。)

毎度の事ながら、手を合わせて願掛けしてると涙が滲んでくる。

 

帰社後、無理やりベーグルを詰め込んだ。ここでようやく栄養&水分補給。
髪を切ろうとしたけど、かわいいと言ってくれた人がいたから、やめた。

 

13:00~16:00
涙は出なくなった。その代わり、何度も胸が詰まる感じがする。
食欲は相変わらずない。業務業務業務、少しの手隙に文章を書いて頭を埋め尽くす。私、一応物書きなんだぜ?知らなかったろう!
そう誇らしげに胸を張りたいが、誰に披露するでもなく自分の中で消化する。少しだけ苦しくなった。
しかし、どうにもおかしい。一人で生み出し一人で消化するなんて行為、昔は難なく出来ていた。この数カ月で全部忘れてしまったみたいだ。

 

16:00~終業
唐突に涙が出てくる。終業前のワクワク感が一切ない。
家に帰りたくない。一日が終わる。ここから先ずっと一人か。
携帯番号。名前まで開いて、受話器ボタンをタップ…したい気持ちは「お互い幸せになるんだろう!!!!」と自分を叱咤し何度も何度も抑え込んだ。

別れに踏み切った関係で、最後に渡せる幸せなんて決まってる。
自由にしてあげる事だ。もう振り回されなくていい、疑心暗鬼にならなくたっていい。楽しい事をして、自分の道を歩んで、素敵なパートナーを見つけて…。
我儘を言うと、そこにいるのは私がよかった。この先ずっと同じ景色を見ていたかった。二人の思い出はひとりで抱え込むには重すぎる。私は本当に、この大事な荷物を一人抱えて生きていけるのか。

 

18:00〜帰宅中

無感動に帰路につく。車内で気持ちを整理して、感情をなぜ自己消化出来なくなったのか、少しだけ答えを導き出した。

私は幼少期からこれまで、ずっと人付き合いが下手だった。いつの間にか孤立してどちらとともなく離れていくのが常。

その中で、自己防衛として身につけたものが「私は他の人と違って、一人でも生きていける人間なんだ」と思い込む事。そうじゃなきゃやってられなかった。自分だけずっと一人の理由、そうやって正当化しないと死んでしまいそうだった。

そんな人間が二人でいる楽しみを知ってしまったんだよ、そりゃ元には戻れないわ。

 

帰宅

予想通り泣いた。無理だこの家何とかしてくれ。

今日は眠れるだろうか…。